おめでとう! ロイヤルベビー誕生に沸く英国

ケイト効果 370億円

                                                                  2013.7.30

男児誕生に沸き返る英国では、記念品の購入や祝宴による経済効果が2億4300万?(370億円)にも達すると試算されています。

名前はジョージに決まったようですが、男児の名前まで賭けの対象にするお国柄、出産による経済効果は、キャサリン妃の愛称から「ケイト効果」と呼ばれているそうです。(7月25日、日経新聞報道)

新生児の衣服やベビーカーのブランドがどこになるかも今後の注目の的ですが、その余波はすでにわが国に及んで、高額商品が飛ぶように売れているようです。

今回の出産以前から英国の合計特殊出生率は回復基調にあり、2010年の1.9411年も1.93と高止まり傾向で、さらに今回の慶事で出生率が向上することも期待されています。

英国におけるこの出生率の改善には、出産の高齢化に伴って30代以降の女性が生み急いで出産を始めるといった現象とか、女性が出産を決断しやすい環境を整えた英国社会の努力が寄与していると解析されています。

出産翌日にはベビーを抱いて退院というテレビ映像に驚かれた方も少なくないでしょうが、欧米では2日ほどで退院するのが一般的なようです。それにしても、自らマイカーのハンドルを握って帰路につくウィリアムス王子のイクメンぶりも目を引きました。入院期間が短いのもビックリですが、退院後に新生児黄疸が強くなった場合はどうするのかといった疑問は、わが国の関係者の間でも以前からなくはなかったのです。

入院期間が短いせいもあって英国の平均的な出産費用は低く、国営の保健サービスなど支援制度が充実していることや、出産で職場を離れる女性が一定期間後に復職する権利が広く保障されていることなども出生率の向上に役立っていると解説されています ( 同、日経 )

産後24時間を過ぎると、命にかかわるようなリスクは母子ともに少なくなることもありますが、英国では、助産師の家庭訪問によるケアなど周囲のサポートが充実していることも早期退院を可能にしている要因ではないかと言われています。