クマゼミの初鳴き早まる!  セミもセッカチに?

季節の乱れは ? のせい ?

2014.7.15

待ちに待った(?) 夏休みがすぐそこまで迫って来ています。

今年は7月に入るや否や、七夕を迎える前にクマゼミの羽化や初鳴きが始まっています。蝉の初鳴きはその年その年、北か南か、地方によって差があるのですが、今年の初鳴きは随分早くなったようで、蝉しぐれのすさまじさといったら風情とはほど遠いくらいです。

先日、「トノサマガエル もはや希少種!?」という記事が載っていましたが(78日、産経夕刊)、彦根市の彦根地方気象台では今年4月、トノサマガエルの初見日(初めて観察した日) 10年ぶりに記録されたことの紹介記事です。

トノサマガエルは環境省のレッドリストで「準絶滅危惧種」に指定されるまでに全国的に減少しているのだそうです。

背景には減反政策などで水田が少なくなったことに加え、雌雄のカエルが出会いづらい環境になっているという、なんとも身につまされるような見解も示されています。

記事は、「ますます季節感が希薄になっていく環境の変化を警告しているようだ」という言葉で結ばれているのですが、トノサマガエルに限らず多くの生き物が姿を消したり、桜前線に異変が起きたりというように「生物季節前線」が乱れてきていることだけは確かなようです。

中国で考え出された「二十四節気、七十二候(にじゅうしせっき・しちじゅうにこう)という気候風土に沿った季節を表す暦がわが国でも使われてきましたが、旧暦が奏でる日本の美も季節感が乱れ、薄れるとともに実感が湧かなくなってきたような気がしないでしょうか。