自転車 危険運転していませんか ?

2015.6.2

 急な飛び出し、傘を差したり携帯電話をしながらの運転。街でヒャッとするような場面に遭遇することはマレではありません。

 一時停止違反、信号無視や飲酒運転など悪質で危険な行為を繰り返した自転車運転者に安全講習を義務づける「改正道路交通法」が6月1日に施行されました25..7可決)。以上のほか、歩行者妨害、車道の右側通行、遮断機が降りた後の踏切内通行など14類型の違反を「危険行為」と規定し、これらの危険行為をして摘発された14歳以上」の運転者には交通違反切符が交付されます。

違反を3年以内に2回以上繰り返すなどすると、公安委員会から「自転車運転者講習」の受講(3時間、5700円の手数料)を命じられ、命令に従わず3か月以内に受講しない場合には、5万円以下の罰金が科されるそうです。 

昨日、各警察署では街頭での取り締まりを行い、イヤホンをつけたままの運転や日傘を差したまま乗っている人に警告カードを交付して法改正の周知をはかったようですが、制度を知らない人が非常に多いというのが現状のようです。

自転車の絡む事故は、10年間で18万件から26年には10万件に約8万件減少したとはいうものの、道路交通法違反容疑での摘発は5年間で約5倍に増えているそうです(6月1日、各紙)

自転車は道路交通法上の「軽車両」で車道通行が原則になっているとはいえ運転者にはその認識が欠けており、警察庁の統計によると、2014年に自転車乗車時の事故で死傷した約10万8千人のうち15歳以下が17%を占め、1624歳の22%65歳以上の19%に次いで多く、警察庁はルールの周知や指導取締りの強化を柱とする総合対策を講じるとともに、交通安全教育を推進しています。

自転車死亡事故では、65歳以上の高齢者が全体の2/3を占めることや、15歳以下の死傷者の約7割に飛び出しなどの「安全不確認」、「交差点での安全進行違反」などの法令違反が認められたと報告されています。

201111月9日本欄「自転車 危険がいっぱい!」 参照)

大阪の自転車事故は、昨年全国最悪の死亡率を記録したため、大阪府警はこの4月に「自転車対策室」を新設し、自転車事故の防止や取り締まりに当たることになりました。府警によると、府内の昨年の自転車事故件数は1万3228(前年比1343件減)、死者数は34(前年比10人減)と減少傾向にあるものの、全ての交通事故死者数に占め割合は23.8%で全国ワースト1(全国平均13.1%)を記録しました。