電磁波の人体への影響 A

 電磁波の人体への影響については、07年6月26日のmedical topics にも紹介してありますから一度ご覧下さい。

 この問題の重要性を重く見た経済産業省は、「電力設備電磁界対策ワーキンググループ」において「規制のあり方」の検討を続けているそうです。

特に問題となるのは「超低周波電磁波と小児白血病との因果関係」でしょう。

WHOのタスク会議では「一定の(limited) 証拠がある」との報告書をまとめてはいるものの、WHO本部は本年6月に、「因果関係を示すほどの強い証拠はない」との見解を示した上で、すなわち@科学的な研究の必要性、A市民、自治体など関係者との意見交換、B送電線など電力設備の新設に当たっては低費用の電磁波発生量の低減策に留め、科学的な根拠に基づかない恣意的な低減策は是認されないという3項目の指針を示し、各国にはこれに基づいた勧告を行いました。

このやや曖昧な勧告は、超低周波電磁波と小児白血病の因果関係についてはまだ明確な証拠がないことを意味し、大規模な提言策は費用対効果の観点から問題が少なくないと考えられているからです(10月27日、毎日新聞)。

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