自転車の3人乗りを していませんか?


 自転車の前後に子どもを乗せて、時にはおまけに背中に赤ちゃんをおんぶして自転車をこいでいる頑張りカァさんを見かけることがあります。さすが4人乗り以上というのは曲芸に近いのでお目にはかかりませんが・・・

 警察庁は今年の春、補助いすを使っても自転車の3人乗りを禁止することにしたそうです。

 これは、「交通の方法に関する教則」を30年ぶりに改正し、3人乗り禁止を明文化したものです。

 自転車の2人乗りは、各都道府県公安委員会の規則に基づき、原則として禁止されてはいますが、幼児1人を補助いすに乗せて運行する分には都道府県の規則などで認められているそうです。しかし、3人乗りとなると、容認されている県もあるとはいえ、条例で禁止している自治体も少なくなく、これが混乱の元になっているようです。

 自転車関連事故は、全交通事故の2割を占めており、昨年11月には東京都渋谷区で自転車にはねられて死亡された75歳の女性の事故が話題になりました。事故を起こした女性も鎖骨を折る重傷を負った上、書類送検されることになったそうです。

 「自転車」も、道路交通法上は「車両」の一種ですから、車道を走るのが原則ですが、車道を通行することが却って危険な場合などでは速度や通行に注意し、車道寄りを歩行者の通行を妨げないように走ることは認められているようです。

 しかし、無秩序に歩道をフルスピードで走るルール無視の自転車も少なくないところから、警察庁では「自転車の安全対策の推進」に取り組み、平成18年4月には、第8次交通安全基本計画を踏まえて「交通安全対策推進プログラム」を策定しました。

 「自転車安全利用五則」 というのが昨年7月に決められました。

 1. 自転車は、車道が原則、歩道は例外

 2. 車道は左側を通行

 3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行

 4. 安全ルールを守る

    ○ 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止

    ○ 夜間はライトを点灯

    ○ 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認

 5. 子どもはヘルメットを着用

このような規則を守る限り自転車事故はぐんと減る筈なのですが、携帯電話をしながら、あるいはヘッドホンで音楽を聴きながら自転車に乗っている姿も日常的になりました。このような危機意識の薄さが自転車事故急増の背景にあると言われていますから、自転車に乗る時はルールを守り安全運転に徹するという心構えを忘れないようにして欲しいものです。


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