どうしてこんなに暑いのでしょう

熱中症A

2010.8.3

7月23日は24節季の一つ「大暑」、一年で最も暑い時期とされており、24日も気象庁の観測点150ヵ所以上で35℃を超える猛暑日となりました。このため、全国で20人もの人が熱中症で命を落とすことになったのです。

 

岐阜県の多治見市では7月22日に39.4℃を記録したということですが、この記録的猛暑でテレビや新聞は熱中症の話題でもちきりの感があります。

熱中症で病院に救急搬送された人は全国で既に9千人を超え、近畿地方では、昨年同時期の2〜4倍にもなっているそうです。

8月7日は立秋ですが、猛暑は一向に衰えを知りません。

この猛暑は、勢力の強い太平洋高気圧に日本列島が覆われているためと考えられています。

地球の中緯度地帯の上空をほぼ西から東に強く吹く「偏西風」の蛇行が、7月17日の梅雨明けを境に一転、南から北へと急激に変化したために、太平洋高気圧が押し出されて北に張り出し、気温が上昇し続けていると説明されています(7月23日、産経新聞)。

この熱波は日本だけの現象ではなく、モスクワでは7月29日に38.2℃と過去130年の観測史上の最高気温を更新したばかりか、米国では、ニューヨーク、ワシントン、ラスベガスの7月の平均気温が史上最高となって「観測史上最も暑い7月」(USAトゥデー紙)となっているそうです(8月2日、毎日夕刊)。

 

 熱中症の予防には、こまめに水分や塩分の補給を忘れないことが肝心ですが、冷却スプレーや保冷剤入りのタオルなどの熱中症対策グッズも好調な売り上げを続けているようです。

予防が何よりも大切ですが、8月3日の毎日新聞の「くらしナビ」欄に、「家族が熱中症になったら」 という記事が掲載されているので紹介しておきます。

@    涼しい場所に移し、衣服をゆるめてリラックスさせる。

A    首筋、脇の下、脚の付け根を冷やす。

B    顔が赤いときは頭を高く、青白ければ足を高くして寝かせる。

C    意識があり、嘔吐がなければ水分補給させる。

D    皮膚が熱ければ、風を送ったり、熱い部分にぬれタオルを。

E    皮膚が冷たければぬれタオルをしぼり冷たい部分をマッサージ。

F    意識がなかったり、急に体温が上がったらすぐ救急車を呼び。

                              (日本赤十字社への取材を基に作成)