秋なのに「熱中症」!

                                                  2012.10.

台風一過、9月下旬の猛暑も遠ざかり朝夕めっきり涼しくなったというのに、最高気温が30℃を記録することも珍しくないようです。台風17号の被害はありませんでしたでしょうか。気象台の説明では、太平洋高気圧の勢力が例年より強いため気温が高くなっているのだそうです。

 そのせいか9月17日からの1週間に熱中症で搬送された人は全国で367人(最多は埼玉県の28人)を数え(9月27日、産経新聞)、9月26日午前には、豊中市の市立小学校で運動会の練習中の児童37人が次々と頭痛や寒け、発熱などを訴え始め、熱中症の疑いで救急搬送される事態となりました。

当時の豊中市内の気温は23.9℃で平年を下回っており、児童らも特に激しい運動をしていたわけではないとのことです。熱中症になる危険性の目安となる「熱中症計」も当時は4段階のうち、危険度が低い方から2番目の「警戒」の表示に過ぎなかったようです。

   

 新聞各紙は「秋の熱中症に注意」という報道を流し、「熱中症」は気温に連動して患者数が増えるものの、気温が24℃前後で運動しても熱中症の危険度は低いけれど、「熱中症は暑さへの慣れが関係しており、涼しい日が数日間続いた後に急に気温が上がると体に負担がかかる場合がある」、「一般に子どもは体温調節能が未熟で、大人に比べて熱中症にかかりやすい」という専門家の意見も紹介しています。

 

 熱中症の予防法として、こまめで十分な水分補給と、外出では体をしめけない涼しい服装や、帽子着用など日よけ対策をとること、無理せず適当に休憩を取る、普段から栄養バランスのとれた食事をとり、運動や遊びを通して暑さに負けない体つぐりを心がけるべきであるといった消防庁のパンフレット内容も紹介されています。