風しん 1万人突破 ワクチン不足深刻に

                                                                    2013,6.25

風しん患者数が1万人を突破し、厚生労働省はワクチン未接種者に対してワクチンの接種を呼びかけています。

6月14日には、接種は妊娠希望者や妊婦周辺の家族などを優先するよう自治体や医療機関に協力を求めています。

年初から6月9日までに全国の医療機関から報告された患者数は1万102人で、昨年1年間に報告された2392人の4倍強に達し、全数調査が始まった2008年以降では最多の報告数となりました。全数報告と言っても、報告に忠実な医療機関ばかりとは限りませんから、実数は遥かに多いものと推定されます。

これを受け、各自治体も独自にワクチン接種費用の助成などに乗り出し対策を強化しており、そのためかワクチン不足が深刻となってきています。MRワクチンの出荷が困難なメーカーも出始めたところから、8月末には3万回分のワクチンが不足するのではないかと懸念されていますが、状況はもっとシビァで希望しても接種を受けられない人が続出しかねないでしょう。

大阪でも、平成25年5月13日〜1018日までの期間限定ながら、@妊娠を希望する女性、A妊娠している女性の配偶者を対象に、MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)か、風しんワクチン接種の助成に踏み切りました。

助成には所得制限があり、原則、償還払い方式 (接種費用を一旦、医療機関に支払ってから、後で大阪市から返還する方式) となっていますが、MRワクチンの接種歴が2回ある人や、風しんに罹ったことがある人、妊娠中の女性は対象外となっています。妊娠中は接種ができず、接種を希望する女性は、約1ヵ月避妊した後に接種し、接種後2ヵ月は妊娠を避ける必要があります。