インフルエンザ 本格的な流行に

                 2014128

 先週末頃から、新聞各紙はインフルエンザが本格的流行期に入ったことを報道しています。

 月初めには、患者報告数が急増した福井県をはじめ、三重県、兵庫県、石川県でも流行入りが宣言され、その後も報告数は急増する状態となっています。

大阪における発生動向調査を見ても、平成25年第51週(1216日〜22日)の総報告数は前週比76%増の269例、第52週が434例(前週比61%増)、新年第1週が561例で前週比18%増、一定点あたり1.7となって、流行開始の目安である1.0を超えました。

続く第2週(1月6日〜12日)はいきなり262%増の1,854例、第3週は前週比136%増の4,384例、一定点あたりでは14.2注意報レベル10を超え学級閉鎖が相次ぐ事態(大阪市内、述べ141小中高)となりました。

流行のピークは2月上旬になるとみられていますが、従来から、流行規模の小さい年はピークが遅くなる傾向がありましたが、今季も流行規模がどうなるかは今のところ不確かなようです。

流行株の中心は、全国的にはA香港型が主流で、A(H1)pdm09亜型B型の混合流行となっています。大阪は09年に流行し新型と称されたA(H1)pdm09亜型が優位となっていますが、抗インフルエンザ薬の「タミフル」や「ラピアクタ」に対する耐性をもったH1N1が昨年末に札幌市内で検出されたことから、他の抗インフルエンザ薬「イナビル」や「リレンザ」耐性株の出現も含めて、今後の動向を注視する必要がありそうです。