抱っこひもからの転落事故相次ぐ

2014.11.  

東京都では、赤ちゃんが抱っこひもから転落するケースが相次いで報告されています。

そのため東京都は、専門家らで構成された協議会を作り対策に乗り出したそうですが、全国的な調査がなされていないので詳細は不明とはいえ、全国的にはもっと多数の事例があるものと推察されています。

6歳までの子供を持つ都内の在住者(3000)のアンケート調査でも、2%が抱っこひもから落ちた経験を、7%は落ちそうになったことがあると回答しています (85日、毎日新聞)

東京都の調査では、2009年以降5年間で116件の事故が報告され、中には頭の骨を折るなどして入院した事例も含まれています。

最近の抱っこひもは欧米製品の人気が高く国内市場の半数を占めているとみられますが、ひもの着脱や前かがみになった時、抱っことおんぶを入れ換えようとした時などにずり落ちることが多いようです。

抱っこひもの安全性は過去にも問題になって、国民生活センターは2010年に、転落と窒息、股関節脱臼の3種類の危険性を指摘してはいるものの、製品安全協会指定の基準では欧米製品は対象外であったことから、見直しに着手したということです。

転落予防策としては、留め金の強度や肩ひもの幅が十分かどうか、子供を抱っこひもに乗せた後、改めて肩ひもの長さを調節し、肩や腰にすき間ができずに親の体と密着するよう両脇の下に垂れたひもを引いて微調整することが大切だと説明されています。