連日の猛暑 熱中症急増!

水分・塩分の補給とエアコンの適切な利用を

2015.8.4

 

梅雨明けから連日のように猛暑が続き、「熱中症」患者が急増しています。

7月26日には最高気温が35℃以上となる猛暑日が今年最多の129地点で記録され、2026日の1週間に熱中症で救急搬送された人は739265歳以上の高齢者は46%に上ります。427日から726日までの救急搬送患者数は2万3千人超、うち28人が死亡されたということです

高気圧に広くおおわれた8月1日、全国各地で今年の最高気温が記録され、岐阜県多治見市では午後323分に今夏の全国最高気温となる39.9℃、翌2日も39.2℃を記録。気象庁によると、全国928の観測地点のうち、35℃以上の猛暑日は223地点で今夏最多(2日は170地点)となったそうです。

過去、救急搬送が最も多かった平成25年には、6〜9月の4か月間の熱中症患者は約40万人と推計され、約5万9千人が救急搬送、その約半数を60歳以上が占めています。

 体温調節がうまくできない高齢者や乳幼児では特に注意が必要で、炎天下の外出や運動を避け、水分だけではなく塩分のこまめな補給、十分な睡眠と休養などの体調管理が予防の基本となります。

子供はこまめに着替えさせることや、自動車車内に乳幼児を残さない注意が大切で、プールで泳いでいる時でも汗をかくので水遊び中でも熱中症になる可能性を想定しておくことも大切でしょう。

食欲がなく不機嫌、尿や汗が少ないなどの徴候が見られたら、涼しいところに寝かせ、側頸部、脇の下・股の付け根などを冷やすことです。

熱中症は屋外だけの現象ではなく、特に高齢者では室内でも発生しうることを肝に銘じておく必要があります。

日本救急医学会の調査では、65歳以上の患者の約54%はエアコンがあるのに使っていないための室内発生例が多く、体温調節機能が衰えた高齢者の場合は、室温が28℃を超えたら自動的にエアコンを使うべきであろうと勧告しています。(7月9日、産経)

特に70歳以上は70歳未満に比べて重症化しやすく、入院率が約3倍、死亡例は約4倍になるそうです。その原因として、加齢による体力の衰えのみならず暑さやのどの渇きを感じにくくなる上に、節約精神も手伝ってエアコンの使用を控える傾向が強いことが挙げられています。