ストップB型肝炎

B型肝炎ワクチン 定期接種スタート !

2016.9.27

新たに B型肝炎ワクチンが定期接種として10月1日から開始されます。

 出生後から生後12ヵ月迄  に接種

 標準的には @生後2ヵ月、A3ヵ月、B7−8ヵ月 に接種

  但し、感染リスクが高い場合には、出生直後の接種も考慮
  27日以上の間隔をおいて2回、第1回目の注射から139日以上の間隔
   おいて3回目の接種 


予防接種の対象となるのは今年4月1日生まれ以降の乳児で、公費で接種可能となりますが、平成28年3月末までに生まれた人は対象者ではないのです。

定期接種の対象は1歳に至るまでの間にある者となっているため、3回目が1歳を過ぎてしまうと、定期接種の対象外となります。

3回の接種を1歳までに完了するにはできる限り早く初回接種を始めるか、任意接種で2回目や3回目をカバーする以外に対処の仕方はありません。

インフルエンザなど他の予防接種が重なって始まる時期でもあり、いつどのように接種するかの調整は非常にタイトで余裕のないスケジュールになります。

国産ワクチン製剤は2種類(ビームゲン と ヘプタバックス)あり、異なる医院で異なるワクチンを接種しても、互換性はあって同じ効果が保証されています。

遺伝子A型、C型 どちらのウイルス由来の製剤も選択可能となっており、0〜10歳未満には1回 0.25ml (成人の半量)投与と決められています。

接種対象外の兄弟も任意接種で3回のワクチン接種を受ける事が望まれます。

では、乳幼児にB型肝炎ワクチンが強く勧められるのは何故でしょうか。 

まず、年齢の低い乳児、とりわけ免疫系が未熟な周産期における感染ではキャリア化しやすいことや、尿、唾液、涙、汗の中に潜むB型肝炎ウイルスによって水平感染(周りの友達や兄弟に肝炎をうつすこと)       を起こす可能性があり、実際に保育園で園児間感染が疑われる事例が存在することなどから、小児に対してB型肝炎ワクチンを接種することは説得力のある行為なのです。

3回接種することにより長期間にわたり予防効果が続くことも証明されており、外国では、接種プログラムの導入前後でB型肝炎→肝硬変→肝がんへの進展、罹患率が明らかに減少していることが認められています。