家の中にも危険がいっぱい

改良以前のドラム式洗濯機でまた事故が!

2018.2.6

 

1月27日、堺市の5歳男児が自宅のドラム式洗濯機の中に自分で入り、扉が閉まって出らなくなって窒息、命を落とすという痛ましい事故がありました。

同様の事故は、2015年6月に東京都青梅市の7歳男児でも起こっています。

消費者庁や家電業界団体が注意を呼びかけ、国民生活センターも「運転停止時でも必ず扉を閉め、子供の手では開閉できないような構造『チャイルドロック機能』を備えるべきこと」といった注意をメーカーに喚起したのですが、改良型がすぐ普及するはずもなく、旧機種が殆どというドラム式洗濯機には危険がいっぱいという家庭が少なくないようです。

 チャイルドロック機構は安全対策の決め手にならないことが分かってから、機内からでも扉が開けられる仕組みとか、日立は運転停止時に扉が閉まらない装置を導入する等、メーカー各社は安全対策に工夫をこらしています(1.31、毎日)

ロックがない機種ではゴムバンドで扉が開かぬようにする工夫をするとか、洗濯機の近くには踏み台を置かないような配慮も必要でしょう(同、毎日)

マンション暮らしでは、高所の怖さが薄れてしまった「高所“平気」の子供がベランダから転落する事故が後を絶たないことは、以前この欄でも触れたことがあります。

この場合も、エアコンの室外機やベランダの椅子などを踏み台にして手すりから身を乗り出したりしたための事故が多いようです。冒険心旺盛な子は、目の前に興味あるものがあればさらに大胆になるのは共通したことで、親の注意だけでは食い止められないのです。しかし、親が常に気を配って事故の防止に努めることが何よりも大切であることは言うまでもありません。

登下校中の児童が犠牲になる事件や事故が起きるたびに、通学路の安全確保が話題になりますが、変質者や運転者の不注意による事例が多くなるにつれ、児童の注意だけでは限界があります。

野外だけではなく家庭内においてもさまざまな事故が発生します。

NITE(製品評価技術基盤機構)の調査では、電気ストーブの誤った使い方で、布団や洗濯物が燃えるなどした火災や事故が5年間で434件発生、27人が死亡しており、子供が電気コンセントに金属片を差し込んで感電し、やけどなどを負う事故も6年間で約30件も起きているというのです。