自転車での 子どもの事故が増えています

チャイルド・ヘルメットをつけていますか?

警察庁によると、自転車同乗中に、転倒などの事故で死傷する6歳未満の子どもの数は、05年には95年の2倍近くの2,130人に上ったそうです。

このうち約4割が頭部に損傷を受けており、ヘルメット着用の大切さが叫ばれるようになりました。

しかし、交通安全協会の調査では、ヘルメットを着けている幼児はわずか2.6%にすぎず、頭にぴったりフィットした製品を選んで、あごひもをしっかり留めるなど、正しい使用を心がけることが大切です。

大阪府でも、05年に「ひろメットキャンペーン」を繰り広げて、幼児用ヘルメットの普及に乗り出しています。

大阪府内において、自転車事故で死傷した6歳未満児は、05年に446人(死者は1人)で、10年前の2.2倍となっています。

この間、自転車がからむ事故自体は約1.3倍にしか増えてはおらず、なぜ幼児のけががこのような増えかたをしているのか、はっきりした理由は分からないそうです。 (4月12日、産経新聞)

ある調査によると、保護者の53%は、わが子を乗せている時に転倒した経験があると言われています。

東京都における調査でも同様の結果が出ており、5割が幼児を自転車に乗せたまま転倒した経験を持ち、そのうち3割が負傷、その半数は頭部のけがだったということです。

スタンドをたてて停車した状態が、4割と最多であったことも報告されています。

製品安全協会では04年に、幼児用ヘルメットの安全性認定検査を導入し、合格した商品には「GS(セーフティ・グッズ)マーク」を認証するようにしました。

自転車産業振興協会の実験では、頭部への衝撃は、未着用時に比べて5〜6割程度に抑えられるということです。

このような実態が明らかにされる中、関係者の共通したアドバイスとして、

@     補助いすは危険であるという認識をもつこと

A     2歳未満の幼児は自転車に乗せない

B     2人以上の幼児は乗せない     (規則では、自転車2人乗りは原則禁止。

但し、6歳未満の幼児を補助いすに乗せることは例外的に認められている)

C     補助席は、自転車後部につける

D     子どもは最後に乗せて、最初に降ろす

E     適切なヘルメットを正しく着用する

そのためには、軽くて子どもが抵抗感をもたないような色やデザインで、頭にフィットしやすい調整器具のついた、より優れたヘルメットの開発が望まれます。

ちなみにヘルメットは、2〜4千円で販売されているそうです。


戻る