8月31日 は 『やさいの日   

 8月31日は、語呂合わせで “831の日、すなわち「野菜の日」なんだそうです。

この日にちなんで、野菜をできるだけたくさん食べて健康になりましょうといったイベントが各地で開催されます。

 WHOは昨年の総会で「食事と運動と健康に関する世界戦略」を採択し、「果実と野菜、豆類、ナッツ類と全粒穀物の摂取を増やすこと」を薦めています。

 野菜には、体によいとされるビタミンミネラル食物繊維などが豊富に含まれていることはご存知でしょう。

 厚生労働省の食生活指針では、15歳以上の人は、1日あたり350c以上を摂取することが必要とされ、このうちニンジンやトマト、カボチャ、ホウレンソウといった緑黄色野菜は120c以上を摂るように勧められています。

ところが、日本人1人あたりの野菜消費量はこの10数年減り続けており、国民栄養調査によると平均して270cしか食べていないということです。

くだものも同様で、果物摂取量は1人1日110cくらいと、ピークであった75年の6割以下に落ち込んでしまっています。嗜好の多様化とか、皮をむいたり切ったりするといった面倒くささが果物離れの原因と考えられています。

「果物1日200c」摂取が理想的ですが、これはモモ1個、リンゴなら1個に相当します。

野菜も、当然のこととして調理に手間がかかりますし、朝食を抜いたり、外食やコンビニ弁当ですます人が多くなったことも、野菜離れに拍車をかける原因になっているのでしょう。

  野菜や果物の栄養  

野菜に豊富に含まれる食物繊維は、便通をスムーズにして有害物質の排出をうながすだけではなく、腸内の善玉菌を増やし、コレステロールや血糖値を下げる効果も証明されています。

又、おいしい野菜が栄養的に優れているという研究もあり、いっけん無関係に思える味と栄養が結びつくというのも意外なことですね。

ニンジンには、ベータカロチンが(体内でビタミンAに変わる)が多く含まれていますが、皮の近くに多く含まれているので皮は薄くむくように調理してください。

トマトにもカロチンが豊富ですが、カロチン類(カロチノイド)は悪玉酸素である活性酸素をおさえて、生活習慣病やガンを予防する効果が期待されています。

ジャガイモにも、ベータカロチンをはじめ、アルファカロチン、ビタミンC・B・E、カリウム、鉄、亜鉛、食物繊維などが豊富に含まれており、特に皮部分に多く含まれるポテトプロテインは満腹感を促して肥満予防効果や肥満改善効果、脳の活性化、美肌効果などを高めるんだそうです。ですから、皮ごとゆでた新ジャガをそのまま食べるのがベストでしょう。

野菜には以上のような健康効果とともに、白血球を増やすなど免疫力を高めてウイルスや細菌の感染を抑え、時にはがんの予防効果も発揮することも期待されています。

白血球増強効果が強い野菜や果物としては、キウイフルーツ、ニンニク、タマネギ、シソ、キャベツ、バナナ、リンゴ、パイナップルなどがあげられます。

このように野菜には栄養的にも、免疫賦活効果の面でもいいことずくめの観がありますが、意外な落とし穴が潜んでいることも否定できないのです。例をいくつか挙げますと、

(1)      ジャガイモの芽が伸びると、有毒物質「ソラニン」が増える。

(2)      ニンジンにはアスコルビナーゼという酵素が含まれていてビタミンCを破壊するので、色々な野菜と一緒に生で食べる場合は要注意。

(3)      野菜に含まれる硝酸塩は赤血球の酸素運搬能を抑えたり、発ガン性を呈する疑いが残る。

などです。



戻る